習い事がある生活

お子様の習い事選び・先生、ママ友とのトラブル体験談など習い事に関する情報が盛り沢山のサイトです

タブレット学習のパイオニアはスマイルゼミだった

タブレット学習と言えば、進研ゼミのチャレンジタッチを思い浮かべますが、実はジャストシステムの スマイルゼミがパイオニアだったってご存知でしたか?

2012年、小学生向けスマイルゼミがスタートした当時は、通信講座と言えばまだまだ紙で勉強するスタイルが一般的だった様です。しかし、紙の課題が1ヶ月分まとめてドカンと届いて、視覚的にその量が最初の情報として入ってくるので、やる気が起きないまま締め切りになってしまい、結局やらない。私も小学生の頃はそうでした。

定期的に送られてくる通信講座のDMを見ると、劇的に成績が上がって人気者になれるワンパターンの漫画がついており、それを読んでは魅力的に感じて申し込みますが、いつしかやらずに溜まっていき、解約をするありがちなパターンでした。

そこで、じゃあどうしたら子供に興味をもってもらえて、一日の生活の流れにタブレット学習を組み入れられるか、それをとことん研究し、開発されたのがスマイルゼミだったのです。

スマイルゼミは実際に触れて体験できる

以前から小2の長男は、涼しい顔をして国語30点などのテストを堂々と持って帰ってくる事が多々あるので、これ以上学校の授業についていけなくなる前に、に入れるか家庭教師タブレット学習かを検討していました。

そんな中、都内のデパートでスマイルゼミの体験会が行なわれる事を知り、子供達を連れて早速行ってきました。日曜日の日中という事もあり、デパートの子供用品売り場で開催されている体験会は、家族連れで大賑わいでした。やはり、どの家庭もタブレット学習の注目度が高いという事が伺えます。

まずは長男に苦手な漢字からやらせてみますが、普段ならデタラメな漢字の書き順も、お手本通りにキチンと書いていました。スラスラとタッチペンで書き進めていくと、「鉛筆の様な書き心地が売りなんです」とスタッフさんが声を掛けてくれました。

一般的なタッチペンは、ペン先よりも手に反応してしまい、鉛筆の様に持つと上手く書けない、というデメリットを感じた事がある人も多いと思いますが、スマイルゼミのタッチペンはペン先に優先して反応するようにこだわって作られているそうです。

確かに、真剣に書いても反応が悪かったり、が続くと、それだけでもう辞めてしまいたくなりますよね。漢字に関しては、書き順を間違えるのは誤りと判断されますが、字が上手に書けなくても、正解になるそうです。些細な事から「もうや~めた!」と子供が投げ出さない様に、子供の心理もきちんと先読みされていました。

得意な科目だけに偏らないように誘導される

人は得意な事には行動が早く、いつまでもそれをやっていますが、苦手な事はやらせるのが大変です。楽しんでいないので、問題が解けても嬉しくないから、全く伸びないんですよね。うちの場合は国語がそれに該当します。

どうせタブレット学習を申し込んでも得意な科目ばかりやって、そのご褒美のゲームを楽しんでばかりいる姿が容易に想像できたので、それもスタッフさんに聞いてみましたが、開くと一番最初に【今日のミッション】という課題が出てくるそうです。

子供一人一人の学習進度や習熟度、取り組み回数やつまずきを分析して、今まさにその子に必要な問題を優先的に出題してくれるので、苦手な事を放置しないで済むという事になります。

ミッションは保護者が指示する事も出来るそうで、毎日ミッションをクリアしていくと、画面上にいる自分のアバターが、“皆の前で表彰される”という分かりやすい達成感を味わう事が出来ます。アバターには溜まったポイントで着せ替えをしたり、アイテムを持たせる事が出来るので、勉強すればするほど、頑張った分だけ楽しめる工夫が沢山ありました。

女の子だったら、可愛い洋服やアクセサリーを身に着け、男の子なら強そうな武器などを装備させるのかな、と想像するだけで、子供がハマる理由がわかります。

デメリットもある?

1年以内に解約すると大変な事になる

タブレットを開いてさえくれれば、色んな楽しい工夫がされている事がよくわかりました。最初は誰でもやるんです、でも続かない。この様なご家庭が多いのではないでしょうか。コツコツ努力する事が嫌いなうちの子は、飽きるのも早いです。この体験の後もすぐに始めたがりましたが、勢いだけでは決められません。

何故なら、入会時に支払う専用タブレット代は、通常本体価格39,800円のところ、一括払いで9,980円とありますが、それは12ヶ月以上継続する事が条件となっているからです。1年未満に解約すると違約金の様なものを支払わなければなりません。それが意外と高額なんです。

途中で退会した場合 「6ヶ月以上12ヶ月未満」で退会した際の請求額:6,980
「6ヶ月未満」で退会した際の請求額:29,820

と、この様に1年縛りがありますので、興味本位で始める場合は何が何でも1年は継続してもらいたい所です。そのぐらい継続して初めて学校の成績に変化が現れたり、目に見えて効果があるのか、無いのかがわかってくるのかもしれません。

スマイルゼミがある生活

普段から親のスマホの画面を、至近距離で食い入るように見ている息子ですが、タブレット学習を取り入れる上で心配な事は、画面を見る時間が今までより増える分、やっぱり目が悪くなりそうだなという懸念があります。

そんな悩みにもちゃんと対応できるように、スマイルゼミタブレット専用のブルーライトカットフィルムが売られているそうです。画面の傷つき防止にも対応できますね。

また、いつまでもポイントで遊べるアプリをやり続けない様に時間制限を設けたり、講座も1講座10分~20分を目安に設定されています。テレビアニメを1本観せるぐらいか~と思ったらそんなに影響もなさそうですね。

親が不在時にも、子供本人がきちんとそれをやったかどうかの状況が把握出来るように、親のスマホに自動でお知らせがきます。それを見た親は「頑張ったね、偉いね」などと褒めてあげる事で、その励ましが学習習慣の定着につながるそうです。

紙での宿題や学習だと、終わった結果だけで判断しなければならず、それを解いていくまでの過程書き順までは追えないですよね。しかし、スマイルゼミだと、どのようにつまずいて間違いを訂正したのか、という事まで学習状況が履歴として残るそうです。

子供と一緒にそれを振り返る事が出来るので、それこそが時代に合ったこのシステムの良さなんじゃないかと感じます。

LINEはまだ早い、でも情報モラルは教えたい

中学生にもなれば、スマホを持たせてLINEでやり取りをするような日常になるのだと思いますが、うちは未だ小学校低学年なので、親の目の届かない所でネットに触れる機会は与えていませんが、このタブレットには親とLINEの様なメッセージをやり取りできる機能もあるそうです。

そこで子供が不適切な言葉をメッセージで送ろうとすると、相手を傷つけるような言葉を使っていませんか?という内容の教えが出てきて、そのまま送信するか言葉を書き直すかを子供に選ばせるそうです。

スマホを持つ年齢が低年齢化してきた事により、LINEを通じたイジメが問題になった背景なども考慮されて、情報におけるモラルというものをここで学ぶ事が出来ます。自分ではそんなつもりで送っていなくても、相手の捉え方によっては、相手を傷つけてしまうような事にも発展しかねないのが、メッセージによるコミュニケーションです。

顔が見えないからこそ、言葉を慎重に選んだり、このメッセージを受け取ったら相手はどう思うか、などを考えさせる練習にもなるのかな、と思いました。

まとめ

タブレット学習など無かった時代に産まれた私は、紙と鉛筆と消しゴムで勉強するのが当たり前でした。今は痒い所に手が届くぐらい充実したサービスで、子供の身近にタブレット学習が存在しています。

塾に行くことを考えると費用は安いですが、本人の意思でやらなければ意味がないので、日々の生活の一部にタブレットが存在し、自然と毎日やるのが当たり前になってくれたら、親としては大変ありがたいツールだと感じました。

入会を検討しているご家庭は、まず実際にタブレットに触れて、気になる事は何でも質問できる、体験会に行ってみる事をお勧めします。体験会限定のQRコードを読み取り、そこから入会すると、色々お得な特典がもらえるそうです。

2018年12月に新たに幼児コースもスタートしています。兄弟で新規同時入会をすると、デジタルギフト5000円のプレゼントがもらえるそうです。しかし、タブレットは1人につき1台必要になるので、悩み所ですね・・・。

参考
スマイルゼミ