チャレンジタッチの効果は微妙
小学6年生の娘がチャレンジタッチをやっています。4年生くらいから科目によってはきちんと理解できていないものがありました。そこで塾か家庭学習かで選ばせて、本人が自分で学習するという約束で、補助として受講することにしました。
親としては塾で【苦手な所】や【理解していない所】をじっくりと習ってきて欲しかったのですが、子どもが塾では時間を制限されることと、学校と家以外で勉強させられる事を嫌がったので、代わりに提案して取り入れさせました。
費用は月に5779円ですが6ヶ月払いにしているので、少しお得になっていて支払っているのは月に5220円です。塾に比べると安いですが、正直この値段分の効果が現れているかと聞かれたら微妙な所です。
チャレンジタッチを始めてからは、娘は算数と漢字が苦手だったのですが、算数は以前ほど嫌だとは言わなくなりました。テストの点数も多少上がったように感じます。
漢字は以前は本当に苦手で、漢字のテストで20点台などとビックリする様な点数を取ることも多かったのですが、6年生の漢字は半分以上正解することが出来るようになりました。そう考えると、タッチを始めてから苦手な科目をカバーすることが出来ているようにも思えます。
チャレンジタッチの良い所は、とにかく学習に取り組ませるようと、興味を引くような仕掛けが多いところです。勉強の題材を使ったゲームがあったり、テストの提出などを頑張った時には、シールでお楽しみプレゼントを貰えたり、とにかく習慣的に触れさせようと様々なコンテンツが入っています。
紙に書いて学習するチャレンジもあるようですが、それに比べるとチャレンジタッチの方がテストの提出が簡単で、添削も早いのは良い所だと思います。オマケでついている電子書籍も良いですね。何百冊もの中から選び放題で、名作やベストセラーも取り扱っていて、子ども達が本を読むきっかけ作りにちょうどいいと思います。
反対にチャレンジタッチでいまひとつだなあと思うのは、兄弟間で専用タブレットを共有できない所です。兄弟が別々にチャレンジタッチを受講すると、タブレット端末が一人一台必要となります。置く場所にも困るので共有できたらいいのにと思います。
あと、問題が『〇✖』だったり『3択』だったりするとクイズ的な感じで解けるので、ちゃんと理解しているのか不安になりますね。何ヶ月かに一度、冊子の問題集が付くことがあるのですが、手軽なタブレットに比べて面倒に感じるのか、なかなか取り掛かろうとしないのが困ります。
チャレンジタッチは“勉強へ興味を持たせるきっかけ”を作るのにはいいですが、“過去のつまづきを振り返って基礎を固める”、というのには向いてないかなと思いました。勉強があまり苦手になる前に補強的な感じでやっていくのがいいのではと思います。