習い事がある生活

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ヤマハで月謝を割引しろとキレる親


小学校3年生の息子の習い事での出来事です。【ヤマハのジュニアオーケストラという講座に通っていました。オーケストラなので、バイオリン、チェロ、フルート、クラリネット、打楽器と、様々な楽器を習っている小学生が参加していました。

楽器ごとに、1人の先生に対して4~5名の生徒が、グループレッスンという形で月2回レッスンを行います。それ以外に月1回ですが、全体で集まってオーケストラのレッスンも行うという講座の内容でした。

息子は打楽器を担当していましたが、同じグループにいたお子さんがすぐやめてしまい、開始3か月目から先生と1対1のレッスンになりました。事件は1対1のレッスンになった翌月、全体練習していた時に起こりました。

チェロを習っていた子どもの保護者が休憩時間に、突然私のところにやってきて、「月謝はいくら払っているんですか?」と質問してきました。「決められた通りを納めています」と答えたら突然大声で怒り始めました。

たまたまマンツーマンになったことを妬まれ

「なんですって?!他の楽器は先生1人に生徒4、5人なのよ。打楽器だけ先生と1対1じゃない。他の楽器と同じ月謝なんてありえない。個別対応の料金を払うべきよ!おかしいわ!何考えてるの。」と大声で他の保護者や子どもがいる前で私達親子を罵倒しました。

あっけにとられているところに、チェロの先生がやってきて、なんとかその親をなだめようとしましたが、今度は先生に向かって「グループレッスンはその分レッスンが手薄になるのだから月謝を割引してください」と怒り始めました。そこで休憩時間が終わり、一旦その場は収束しましたが、その保護者は最後まで憤怒の表情でした。

後から講座全体の責任者の方がやってきて、私達親子に「料金は人数関係なく全員定額というシステムです。先程の保護者にきちんとこちらから説明します」と謝りに見えました。その後、全体練習で会う度にその親はネチネチと「打楽器だけ特別扱いでいいわよね~」と言い続けました。

顔を合わせるのは月1回1時間程度のことなので、息子には『雑音と思って聞き流そう、社会には色んな人がいることがわかって良い経験になったね』と説明して習い事は続けました。先生や責任者の方の対応は丁寧で、私達に会うたびに「色々と嫌な思いをさせてしまい、すいません」と平謝りで、なんだかお気の毒でした。

結局、チェロの親子は子どもが半年以上たっても全く弾けるようにならず、1年後に辞めていきました。チェロの先生も辞めてくれてほっとした様子でした。