習い事がある生活

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習い事にはお礼がつきもの

日本人は古くからその場に合わせた礼節やマナーを重んじる風潮がありますが、習い事においても、やはりお世話になった先生に“月謝以外でお礼をしたい”と考えるご家庭が多いようです。またそれだけではなく、習い事に関連する様々なシーンで、お礼の品を渡すのが常識とも考えられているその実態を詳しく解説していきます。

どんな時にお礼をしたらよいの

習い事を辞める時
職場を退職する時などお世話になった職員や上司に対して、お別れの挨拶と一緒に、菓子折りなどの気持ちの品を渡すのが一般的常識になっていますが、習い事も同じで、何らかの事情で辞める事になった時は、気持ちばかりのお礼の品を先生に渡す人が多い様です。

個人の教室なら先生に、月謝1ヵ月分の現金プラス菓子折りを包む人もいるそうですが、団体やスクールで先生が沢山いる時は、皆で食べられるような菓子折りを渡すのがよくあるパターンです。

進級したとき
子供が目標だった試験に合格したとき、ピアノであればグレード何級、空手であれば昇給審査、水泳であれば進級試験など、あらゆる習い事には、子供の能力を測る試験があります。試験前にレッスンが足りないと判断されれば、固定の曜日以外で個別指導をしてくださったり(勿論、有料ですが)とにかく子供が合格するために、先生も必死になってくれるものです。

そういった時に結果はどうであれ、「先生のお陰です」といった気持ちを込めて、お礼の品を送るご家庭が一般的なようです。

発表会のあと
ピアノやバレエ団など、普段の練習を発表する場がある習い事に関しては、発表会のあとに先生にお礼をするのが常識ともいえるぐらい当たり前として、どこの家庭もやっているそうです。ただでさえ発表会というと、出演費用、衣装代、写真、DVD代と費用は発生するので、それに加えて先生へのお礼代がかかるとなると、我が子の晴れ舞台は楽しみである反面、出ないでもらいたいとの本音も聞こえてきそうです。

予め、月謝以外にかかる費用を同じ教室の先輩ママさんにリサーチしておく方がいいかもしれません。

季節のご挨拶として
いわゆるお中元やお歳暮といった季節の挨拶に合わせて、気持ちの品を贈る家庭も多いそうですが、一度あげたら最後。去年はあげたのに今年はあげない、なんて訳にはいかず、習い続けているうちは、毎年嫌でもこの季節はやってきてしまいます。

同じ教室の中でお歳暮をあげる人、あげない人がいても、教わることはみんな平等です。あげたからといって特別扱いされることはありませんので、見返りを求めないことが大切です。

必ずお礼をしなくてはならないの?

これに関しては各家庭で価値観が違うように、月謝以外でお礼なんてする必要ないという家庭も多いのではないでしょうか。団体によっては菓子折りなどのお礼の品は一切受け取ってはいけない決まりの所もあります。

強制ではないし、先生から直接求められることもないので、お礼をしないと気が済まないのであれば、すればいいと思います。しかし、個性よりも協調性を重んじる日本人は、普段から、自分だけ違うという事態はなるべく避けるようにして生活しています。自分だけが違う行動をした事でこんな悲惨な目に遭う事も。

自分だけが常識外れた行動をしていた

CASE1

娘をバレエのレッスンに通わせています。先生のご好意で、娘が練習している写真を撮ってもらって後日プリントされた状態で頂きました。「写真代は?」と尋ねると「可愛かったから勝手に撮っただけですので、いりませんよ」と言われたので、有難く頂戴しました。

そんなやりとりが数回あったのですが、他のお母さん達は、写真代を返すのではなく、どこかに出かけた際にはお土産を買い、ご当地の名産品をあげたりすることでお返しをしていた事実が後に分かり、私は図々しい家庭だと思われたんだろうなと感じました。

CASE2

習い事のお月謝を封筒に入れ手渡しで納めています。他の家庭のことを全く気にしていなかったのですが、レッスン終わりに数名のママ達が「月謝用のお金、新札に変えてくるの忘れちゃった」と言い、「それあり得ないでしょう」とやりとりしている様子を見て驚きました。
今の時代、現金を手渡すだけでも古いと思っていましたが、新札で渡すことも暗黙のルールなんですね。常識がない家庭だと先生に思われていたのでしょうか。

CASE3

チーム一丸となって作品を創り上げ、発表会に出るような習い事をさせています。才能がある子は出番が多かったり、センターで目立つポジションだったり、明らかな実力社会です。

発表会の際に先生にお渡しするお花代などは、先輩ママさんが率先して集金をしてとりまとめてくれるので、助かっていました。

それとは別でお礼の品を個別で渡した所、あっという間にその噂が広まり「先生に媚びを売っている」と陰口を言われました。次のセンターを狙ってる、気に入られようと親が必死だ、などと散々言われてショックでした。

普段から先生には尊敬の念を示しており、発表会の前は家庭の自己都合で振替レッスンをしてくださった経緯などもあり、どうしても感謝の気持ちを伝えたかったですが、他のママさん達の反感を買ってしまったようです。

決して“自分の子供を特別扱いしてほしい”という理由であげているのではないのですが、他の家庭と違う行動をすると標的にされてしまいがちなんですね。あげ過ぎてもダメ、あげなくても非常識という様に、やはり習い事におけるその教室ならではの暗黙のルール等が存在するようです。

茶道、華道など昔ながらの礼節を重んじる習い事には、先生へのマナーとしてそういった風潮が残るのも分かる様な気がしますが、先日見かけたチアダンスの発表会では、先生を教祖様かの様に扱い、子供の親は嫌われまいと必死で先生のご機嫌を伺っていました。

それにはとても違和感を覚え、こんな環境で子供は伸び伸び習えているのか疑問でした。

まとめ

昔に比べて習い事教室が複数ある中で、どこを選ぶかは家庭によって様々ですが、あまり堅苦しいルールが存在する教室は今後生き残れるのでしょうか。ただでさえ、オンライン受講など、先生に直接会わずにその技術を習得できてしまう世の中です。

学ぶ環境が悪ければ、いくらでも教室を変えて、補えてしまいます。もしかしたら先輩ママがみんなやっているその暗黙のルールは、昔習っていたどこかの世話好きな親が勝手に作り出し、それが伝統として、その教室に受け継がれているのかもしれません。

先生からしたらそんな事で揉めるきっかけになるなら、迷惑な話ともいえるでしょう。入会時に交わす契約書に、先生へのお礼のマナーが必須などと記載されていますか?

お礼をする・しないで先生が子供に対して接し方を変えるような実態がもしあるとしたら、それは先生に対して不信感が募りますし、他の教室を探すことをお勧めします。とは言え、先生を敬う気持ちは決して忘れずに、我が子と真剣に向き合ってくれている感謝の気持ちを心から伝えれば、それで十分なのではないでしょうか。

あげたい人はあげればいい、疑問に思ってるぐらいならあげなければいい。そう考えたらとてもシンプルな悩みですね。どうしても、他の家庭と同じにしたいのであれば、直接習っている子の親に聞いて、情報を集めることに限ります。

長い物には巻かれろと言ったように、【居づらくなるぐらいなら、皆に合わせた方がいいと】考えるのが、よくある日本人の考え方で、出世するタイプの様です(笑)