習い事がある生活

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子供の為にその働き方変えませんか?

 


私が会社員を辞めて起業に至るまでの道のり

人生で初めてセミナーに参加する

私が会社員をしていた頃は、二児の子育てにフルタイムの勤務で追われ、休みの日はハッキリ言って、寝てたい、美容院へ行きたい、地元の友達と遊びたい、一人でゆっくり買い物がしたい、撮りためたドラマを観たいなど、あらゆる願望を押し殺して過ごしていました。

この時私は、人に誇れるスキルや才能があった訳ではなく、仕事もありふれた一般事務で契約社員雇用、月給は20万にも満たないうえ、ボーナスもありませんでした。そんな環境なのに、その時は資格が取りたい、ビジネスの勉強がしたい、本を読みたいなど自己啓発の願望は一切なく、今のままの自分で満足していました。

しかし、ある時旦那から、このコミュニティに入らないか?と誘われ詳細を聞くと、【不動産投資】で資金を運用し、お金と時間と自由を手に入れるセミナーでした。何だその怪しいセミナーは??しかも入会するにはかなりの高額です。いや、止めておこうよ、と私は言いましたが時すでに遅し・・・。
旦那は私の意思など関係なく、勝手に申し込んでいたのです。これで人生を変えるぞ、と。

私は、何か宗教っぽくない?胡散臭いな、騙されたんじゃないかな?とやる前からかなりネガティブでした。また、セミナーに夫婦で参加するには、まだ小さい2人の子供を実家に預ける必要があり、義理の両親も何だか変な宗教にハマっちゃったのか、と怪しんでいました。

そのセミナーで学んだスキームは、プライベートカンパニーを設立し、法人で収益物件を購入して不労所得を得る、という内容でした。今までセミナーなどに参加したことがなかった私は、【不動産投資】など全てが未知の世界でしたが、そのセミナーで出会った沢山の人に「そんなに若くしてこの手法に気付けて良かったね。羨ましい。」と言われました。

確かに周りを見渡すと、参加者は40代~60代といった年齢層で、明らかに自分より年上の人が多く参加していました。その時点で自分は有利なんだ、ということが分かり、せっかく高額を投資して学んだ手法は、やれるだけやってみよう、と次第に意識も変わっていきました。

母の頑張りが空回り 子供が一番の犠牲者に

実は、旦那が私にこの話を持ち掛けてきたのには理由があり、ここ数年の私の働き方をみてこのままでは子供が可哀想子供が犠牲になっている、と感じていたようでした。今考えると、私は子供との時間よりも会社での立場や評価ばかりを気にして、子供が体調不良でも勤務を休まず、土日、祝日も子供を見ててくれる人がいるなら、自分から仕事を入れてしまう様な状況でした。

子供が熱を出して不安な時、本当に一緒に居てもらいたいのは、母親である私だったのですが、実家に頼めば快く孫を預かってくれたので、そこに甘えて子供の気持ちに気付いてあげられませんでした。

小さい子供を抱えて就活をした経験がある方は、誰でも感じた事があると思いますが、年齢は30を過ぎていて、資格もスキルもなく、未就学児が2人も居る母親は、企業にとってはリスクのある存在と思われがちです。

そんな時、応募の面接では「子供はまだ小さいのですが、体調不良や保育園からの呼び出しがあっても、家族が協力してくれる環境が整っています」という事しか最大のアピールポイントがありませんでした。

「それならば採用します」と、リスクのある私を受け入れてくれた会社には“どうしても貢献したいという思いで働いていました。ここを辞めたらもう自分の働き先はないだろう、という不安が常につきまとっていたのかしれません。

その頃の私の朝の口癖は決まって「時間がないんだから早くしてよ」と鬼のような形相で言い、5歳の息子を近所の保育園に預け、1歳半の次男を職場の託児所に連れていくのですが、次男に限っては通勤の自転車に乗りながら朝ごはんを食べさせる、というめちゃくちゃな環境でした。車が来なければ信号無視をして自転車をすっ飛ばし、交通事故よりも遅刻をしないようにと必死でした。

この様に会社が第一優先だった私は、誰の何の為に働いているんだろう?と自問した事もありましたが、会社では「いつもニコニコしていて気持ちがいいね、子供が2人も居るように見えないよ~若いね~」などと褒められる度に、常にイライラしている母親とは違う自分を演出できる場所に価値を感じて、必死で仮面を被っていたのかもしれません。

環境を変え一歩踏み出す勇気と葛藤

高額を支払い夫婦で参加したセミナーでは、プライベートカンパニーを設立する際は女性が法人の代表になる方が優遇されるという事を学びました。それは政府が行なっている金融機関で、女性起業家支援の融資制度がある為です。不動産投資を行なう上で、その金融機関は低金利なうえ、融資審査のハードルが低いので、外せない条件でした。

そうは言っても、人は居心地が良くなると、環境を変える事にものすごいエネルギーを使うので、それをやらなくていい理由を探し始めます。私もこの時はそうでした。

会社を辞めて法人を設立しよう、と旦那から言われた時は、「何で私がやらなきゃいけないの?本当に上手くいくのかな。せっかく慣れてきた所で会社辞めちゃうのもったいないな。」と、それをやらなくていい理由ばかりを考えました。

会社は辞めずに副業で法人を設立する事も提案しましたが、ただでさえキャパオーバーしていた私を見て、【母親・会社員・法人の代表】の三役は不可能だと感じたのでしょう。旦那はそれでは何も変わらないと言いました。

また、翌年は長男が小学生になるタイミングだったので、生活環境が大きく変化する事になります。そのまま私が今の職場で働き続けると、次男を連れて出勤したあと長男は一人で朝食を食べ、登校時間になったら出発をする、という状況になってしまいます。

まだ時計もろくに読めないのに。新一年生にとってそれがどんなに過酷で不安な事か想像したら答えが見えてきました。

こうして私は自分との葛藤の中で、会社を辞める決断をするまでには時間がかかりましたが、環境を変えないと何も変わらない、このままでは子供の精神が壊れてしまう、という思いで自分の居場所を手放す事を選択しました。

そんな矢先に次男は職場の託児所から、希望の認可保育園に入園できることになり、これはもう託児所完備の会社に留まる理由がない、と覚悟を決めて退職したのは2016年の3月の事でした。

在宅ワーク中心でも認可保育園に通えるんです

ここまでの事を整理すると、旦那はこの先の人生、一生お金に困らない生活がしたいという願望と、母である私の働き方を子供達の為に変えてほしい、という要望で参加したセミナーが、私の人生における分岐点となり、晴れて法人の代表という新しい居場所を作る事になりました。

やがて新学期が始まり、長男は小学生へ、次男は認可保育園の2歳児クラスに入園し、私は合同会社を設立して、法人の代表へ就任しました。旦那はサラリーマンの傍らで私をフォローする役を担ってくれ、法人の利益が旦那の年収を超え、軌道に乗ったらサラリーマンを引退する方向で考えています。

保育園の入所申し込みは、元の職場で働いていた時の指数で入園が決まりましたが、入園時にはすでにその会社は退職していました。その後すぐに、新たに起業して転職した旨の書類を提出し、現在2年が経過しています。

勤務内容は不動産賃貸業、インターネットビジネスと書類に記載しており、法人の住所は自宅で登記したので、毎朝保育園に送迎した後は、自宅へ戻るスタイルですが、きちんと会社という実態があれば、企業に通勤していなくても、堂々と保育園に通う事が出来ます。

これは自治体によるのかもしれませんが、在宅ワーク中心で趣味レベルの仕事と判断されれば、認可保育園に通う条件の指数を満たさない理由で、退園する事態になってしまうそうです。

私は今のところ、収益物件を購入する際の頭金を、物販やアフィリエイト等のネットビジネスで稼ぎ、法人で購入できる物件があれば、不動産賃貸業を行なっていく予定で準備を進めています。

ここ近年では、大手企業でも、週に何回かは会社に出勤しないで自宅で作業をする日を選べたり、通勤ラッシュの満員電車に揺られる事のストレスの軽減や、嫌な上司、同僚と顔を合わせないでもいいように働き方が多様化してきました。

カメラマン、WEBデザイン、システム開発などのスキルが全くない私でも、フリーランスで働ける世の中になり、雇用に依存しない働き方、時間と場所にとらわれない働き方によって、私は本当に良い環境の中で働く事が出来ています。会社にとって私の代わりはいくらでも居ますが、子供達にとって母親の代わりは誰も居ません。心が満たされている子供の表情は本当に明るく、それを守るのが今の私の本来の役目なんだと、気付かされました。

まとめ

私が住んでいる地区は保育園の激戦区であり、働きたくても働けないお母さんで溢れています。
・旦那一人の収入じゃ生活できない
・働きたいけど預け先がない
・認可保育園以外で預け先が見つかっても、高額で何のために働くのかわからない
・家事育児に支障が出るからやりたい仕事は選べない

などここで挙げたらキリがないぐらい、悩みを抱えているお母さんが沢山います。本当は2人、3人と子供を産みたいけど、生活が不安で子供を作れない人も居るぐらいです。これでは少子高齢化は悪化の一途を辿るばかりです。

近所にある内職工場では、単価1円にも満たない報酬でアクセサリーを作らせ、その運営者は非常に優雅な生活を送っていますが、そんな労働環境でも、「何でもやりますから仕事をください」と乳幼児を抱っこしたお母さん達がいつもいっぱい来ています。

そんな姿を見て私は、労働の対価でしか収入を得られないという固定概念は捨てて、もっと効率よく働く方法がある、という事を教えてあげたいと日々感じます。私はたまたま旦那の提案でそこに気付き、子供優先の生活へと環境を変えられましたが、あのまま私が毎日鬼の形相でいたら、子供は学校に行けず一家は崩壊していたかもしれません。

もしも今これを読んで下さっているお母さんが、子供に寂しい思いをさせてまで働く事に疑問を感じているんだとしたら、私の様な働き方もあるんだ、という事を思い出してほしいと思います。会社が軌道に乗ったら同じ悩みを抱えている人を救える様に、実績を積んでその方法をシェアしていきたいと心の底から思っています。