習い事がある生活

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習い事のヨガがきっかけで世界一周!?


29歳女性、現在は世界中旅をしながらヨガのインストラクターをしています。
私が日本を出たのは2017年7月。それまでは都内の会社でOLをしていました。

病を発症し仕事を失う

OL時代はとにかく働き働き、鬼のように働いていたのですが、ある日うつ病を発症し、前職を退職せざるを得なくなりました。仕事を失ってからは、それまでの日課であった“仕事”がなくなった喪失感に襲われましたが、これからの自分の人生をどう生きていきたいかを考えるきっかけになりました。

私は以前から習い事でヨガに通っていましたが、自分自身を癒してくれるヨガで自分と同じような境遇の人も癒してあげることができたら、こんなに素敵な仕事は他にないと思い、それが私の人生を大きく変えるヒントに繋がりました。

ヨガには資格制度がありますが、実際資格を持っていなくてもヨガ講師として働いているインストラクターはたくさんいます。しかし、人にヨガを教えるからには、しっかり資格を取得し、知識を得た上で指導したいと思い、国際資格取得の為にいざバリ島に飛び立ちました。

その時の行動力には正直自分でもびっくりしましたが、これが絶好のチャンスだと思い、好きなことに費やすお金や時間は全く惜しくはありませんでした。それよりももっと深めたい、もっと学びたいという意欲が日に日に増していったのです。

朝から夜中までの2週間のヨガ合宿で資格を取得し、このタイミングで日本には帰れない!そう直感しそのままヨガの旅に出ました。バリ島から飛び立った次の土地はオーストラリアです。そこでは初めて英語でのレッスンに挑戦し、仕事で疲れた人や身体の不調に悩む人、精神的に辛い人など様々な人が私のヨガに参加をしてくれ、ありがたいことに毎日レッスンを持たせてもらいました。

ヨガで世界を周る旅に

ヨガのインストラクターとしてはまだまだ未熟だった私にも関わらず、彼らは心から“ありがとう”を伝えてくれました。そして2か月のオーストラリア滞在後は自分のさらなる勉強のため、ヨガの聖地インドに飛び立ちました。

インドではヨガのディープな部分、より真のヨガを学ぶことができました。生活そのものがヨガであり、日々の生活がヨガに溢れていました。そんなヨガの聖地でも私のヨガを必要としてくれる人がいました。自分にできることなら何でもしたい、これまで頂いてきた恩を返したいと感じたのです。

インドの後もこのヨガの旅は続き、チェコ、ポーランド、イタリア、バチカン、ポルトガル、トルコ、インドネシアと続き、現在はスリランカにいます。昔から憧れだった海外に住むという夢も叶い、大好きなヨガと共に今日も新しい地で生活しています。ヨガには終わりがありません。この暮らしも1年1か月ほどになりますが、まだまだ旅は続きます。