習い事がある生活

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3度のメシより気になる?他のお家の習い事事情

ママ友との会話で必ず出てくる話題、何習わせてる?

今の時代、リトミックにお絵かき教室、ベビースイミングなど0歳から習い事をさせている家庭が多くありますが、小学生になると習字英語も加わり、平日、休日問わず習い事漬けの日々に少し違和感を覚えるのは私だけでしょうか。

そんなに詰め込んで子供は息切れしないのか?そもそも子供の意思で習わせているのか?親のエゴではないのか?疑問が深まります。

子供が保育園や幼稚園、小学校などの集団に属するにつれお友達も増え、子供を通じて親同士の交流も増えていきます。そんな中、特にお母さん同士の会話で必ずといっていい程話題に出てくるのが習い事の話。何を習わせているの?から始まり、費用、内容、先生、教室の様子を根掘り葉掘り聞き情報交換します。

習わせている事が前提としてこの会話が始まると、何も習わせていないママは途端に肩身が狭くなり、自分の子が不憫に思えてきてしまうのではないでしょうか。子供は興味を持っているけど習わせたくてもやらせてあげられない、そもそも親の関わりで補えるから必要ない、など家庭によって考え方も様々です。

家庭環境、経済状況も違う中で価値観の相違が生まれてくるのは当然の事。習わせているのは子供の未来のため?それとも親の見栄のため?ママ友同士で習い事の自慢大会になる前に空気を読んで大人の対応を心掛けましょう。

子供に見返りを求めてはいけない

自分が子供の頃を振り返ると、友達と遊んでいる中、自分だけが習い事で帰らなければいけないのが嫌で、親のフリをして電話で仮病の連絡をしたり、もっと勉強がしたいとウソを言って親を説得させ、好きな人がいる塾に不純な動機で通わせてもらったり、親の期待を裏切る様な情けない子供でした。

大人になった今、わが子がリクエストをすれば、楽譜がなくても何となく鍵盤でメロディーラインを弾けるのは、幼稚園から8年間エレクトーンを習わせてもらっていたお陰かな、と思います。

唯一、子供の頃やっていて良かったと思える習い事はそれぐらいで、当時見返りを求めず何でもやらせてくれた親には大変感謝しています。

一方で、月謝が勿体ないでしょ!習わせてあげてるんだから!という親のおしつけがましい姿を目にすると、子供だって最初はやりたかった事だけど、続けていくうちに気持ちにも変化がでてきて当然です。

親から期待されればされる程、プレッシャーに押しつぶされそうになり、練習が嫌になって上達もしない。楽しんでやるのがスポーツの醍醐味なのに、習わせているんだから上達して当たり前と思っていませんか?

そういう場面に直面しても子供の逃げ場になる場所を用意してあげられ、一緒に解決できるような環境づくりも非常に大切なのではないでしょうか。練習をしたくない、辞めたくなるには理由があります。頭ごなしに否定するのではなく一緒にその悩みに寄り添って共感してあげましょう。

よく考えて!親も大変、習い事における親の役割

ダンス教室に娘を通わす30代のママさん。幼稚園の頃に軽い気持ちで始めたダンスですが、子供が大きくなるにつれてダンス中心の生活に。大会、イベント、オーディション毎にチームで手作りの衣装を作らなければならないが、裁縫が苦手だったので高齢の実母へお願いしていたそうです。

また、チームで熱心なボス的ママは自分の子が一番上手い、次の大会にセンターで踊るのはうちの子に決まってる、とギラギラした目で他の子をライバル視。親同士の人間関係も煩わしいとストレスの源に・・・。

プロを目指してほしいわけではなく、ただダンスを楽しんでもらうきっかけで始めたのに、とにかく金銭的にも時間的にもメンタル的にも親の負担が大きい、との本音をもらしていました。

習い事は親あってのもの。中には親のサポートが必ず必要な習い事もあります。送迎、スケジュール管理、役員、お茶当番、テント準備、お揃いのTシャツを作って試合の応援、などなど。親がマネージャー役に徹するのが当然という認識で入会しないと、あの家は一切協力しない、と影でコソコソ言われ周りの親の反感を買う、なんて事も当然あり得るのです。

子供はやりたいのに親の負担が大きい、トラブルが面倒だからと、いう理由で辞めさせてしまう家庭も多い様ですが、せっかく芽生えた子供の小さな才能の芽を親の都合で枯らせてしまわない為にも、無理のない習い事ライフを送れるといいですね。

波に乗っかるなら今だ!2019年 流行っている習い事って?


時代の変化を象徴させるごとく、習い事もどんどん変化をとげています。自分が子供時代、こんなユニークな習い事なんてなかったな~とちょっぴりうらやましく感じてしまいます。
これからの未来を担う子供達にはどんどん新しい文化や環境に触れ、いつもチャレンジする気持ちをもって毎日楽しく過ごしてもらいたいですね。

YouTuber Academy(ユーチューバーアカデミー)

子供から絶大な人気の的『ヒカキン』で有名なユーチューブの育成教室。
子供が自ら企画した『あれ、やってみたい!』が叶う場所としてますます認知度が高まり、時代の最先端として注目が集まっています。これからは一般の人が誰でもインフルエンサーになれてしまう時代。あなたのお子さんもここで才能が開花するかもしれません。

対象年齢 小学生

ロボット教室

ロボットの制作と改造、工夫を学べる教室。子供の無限な想像力を引き出しそれを形にします。てこの原理や摩擦の力といった理科の知識をロボットを通して学ぶことが出来ます。
レゴの組み立てや工作が好きな子には、個性が生かされた世界に一つだけのオリジナルロボットが作れるのではないでしょうか。

対象年齢 5,6歳~

RIZAP KIDS(ライザップキッズ)

結果にコミットで大人気のライザップがゴルフ、英語に続いてついにキッズスポーツ教室を始めました。プロのトレーナーとのマンツーマンレッスン、管理栄養士の食育サポートで必ず結果がついてくる子供のための運動能力向上メソッドとは・・・。ここにコミットすればうちの子もアスリートを目指せるのでしょうか。

対象年齢 3,4歳~

まとめ

ついつい周りのお友達の習い事事情が気になり、あの子が習ってるならうちも習わせようかしら、と思う気持ちもわかりますが、通うのはあくまでも子供本人。親が通わせてる事自体にステータスや優越感を感じるものではありません。継続するには毎月の固定費として費用もかかります。

子供が興味をもった事には、親として全力で協力したい気持ちはどの家庭も同じだと思いますが、習い事によっては親のサポートが必要な場面が多々あります。親の協力が得られなくて惨めな思いをするのは子供本人です。

月謝を払い子供を預けて、「はい、後は先生宜しく!」という訳にはいかないのが習い事。それも踏まえた上で、親のストレスにならないよう、事前に下調べをしどこまでサポート出来るかよく家族で相談することが必要ですね。

また、習い事をさせる、させないは家庭によって本当に様々です。いくら周りが気になっても隣の芝生は青くみえるもの。子育てに正解がないのと同じで、よその家でうまくいった事が自分の子にあてはまるとは限りません。

他の家庭と比べる事は無意味であり、習いに行くという形をとらなくても、子供自身が興味をもった事があれば、その環境を用意してあげる事でお子様の才能を伸ばしていけるのではないでしょうか。